まとめの続きです
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永遠の0を読んで
祖父がシベリア抑留を経験、生きて帰ってきたので戦争に関する小説はかなり興味があるほうです。
収容所から来た遺書、神聖喜劇、漫画ですがはだしのゲン、水木しげるさんの昭和史等は読んでいます。シベリア抑留も原爆も悲惨そのものですが、南方も地獄だったんだなと。
南方戦線でゼロ戦で特攻して散った祖父の話をたどる孫の話です。
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バカの壁を読んで1
ダンマパダ~ブッダ「真理の言葉」講義~を読んで3
ダンマパダ~ブッダ「真理の言葉」講義~を読んで2
ダンマパダ~ブッダ「真理の言葉」講義~を読んで1
宗教としてはあまり関心がありませんが哲学としてはとてもためになるのではないかと思います。日本語では法句経と呼ばれるらしいです(その解説の本です)。
気になった点を纏めていきます。
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五輪書を読んで1
手持ちのクトゥルフ神話系を再読してみる1
手持ちのクトゥルフ神話系の書物は以下の通り
- ラブクラフト全集1~7
- ラブクラフト全集 別巻(上)
- ラブクラフトの遺産
- アルハザード
- 魔道書ネクロノミコン
私の解釈では、人類が世界の覇権を取るずっと前に人間よりもはるかに進化した超生物達が闊歩する惑星だった地球。その中で人類は食料や家畜、労働力程度の扱いしか受けてなかった。
色々超生物や神々の歴史があって最終的に争いが起き、争いに負けた超生物や神々が地底深くに封じられてしまう。その他の神々、超生物達はいずこかに去っていった。封じられた者たちが人間に悪夢を見せたり手下をつかって復活を助けさせようとしている状況が現代。
人間の言う善悪というのは神々にはそういう概念はない。人間には手に負えない有害なものである。(悍ましい姿すぎて直視すると正気を保っていられなかったり、恐怖のあまり自害したくなったりする)復活したら人類は滅亡かろくなことにならないんだろうな、というのがわかる。こういう設定ですね。
クトゥルフ神話の生みの親である、H.P.ラブクラフトの書いた物語は「コズミックホラー」が多い。外宇宙から飛来した超生物や有害なる神々が蠢く暗黒世界が実はすぐ近くにあるという恐怖をきっちり描き切ったすごいものだと思います。深淵なる世界観がもうたまらないですね。
問題は、弟子であるオーガスト・ダーレスA級戦犯が、神々や超生物に善と悪の属性を付与してしまい、底の浅い世界観ができてしまったことと、クトゥルフ神話を扱う作家、映画監督に一流の人は残念ながら皆無であるという…
底の浅い残念SFホラーが粗製乱造されていて悲しいです。みんなショゴスの罠におちてテケリリテケリリされたらいいんですよ。
実際ク・リトルリトル神話集、クトゥルーなどのクトゥルフ神話を扱ったアンソロジー、黒の碑等を読みましたが大体失望しています。・・・テケリリテケリリされればいいんです。
それでも面白かった作家は
- コリンウィルソン
- 小林泰三
これくらいじゃないでしょうか。いあいあ。(*´Д`)
うがなぐるふたぐん。皆でラブクラフト全集を読んで偉大なる大クトゥルフ様に…
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