ツァラトストラかく語りき(下)を読んで2


上巻と重なる事項はカットしています。永劫回帰も前述のとおりほぼカット。あと概念的な意味で使われている差別的表現もほぼすべて除外しています

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ツァラトストラかく語りき(下)を読んで1


上巻の内容の振り返りが多いのと、作中人物が歌う詩等が多いのでそこらへんはカットしています。

永劫回帰をツァラトストラが悟ったっという話なのですが、永劫回帰自体は私の勉強の趣旨から外れますので。まあ永劫回帰の内容自体は別の作品になり、仄めかされている程度ですが。

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ツァラトストラかく語りき(上)を読んで3


上巻のまとめの最後です

今更ですが度々出てくる「権力意志」の概念についてAria AIに説明してもらいます

ニーチェの「権力意志(Wille zur Macht)」とは、彼の著書『ツァラトゥストラはこう語った』などで議論されている概念です。これは次のような意味を持ちます。

力の意志**:
ニーチェによれば、「権力意志」は力の本源的な意志であり、生命の根源的なエネルギーであるとされます。これは個々の生命や文化の中で、成長し、自己を実現しようとする本能的な力を指します。

支配や支配欲**:
この概念は、支配や支配欲とは異なります。ニーチェにとって「権力意志」は、単なる他者を支配するための力ではなく、自己を成長させ、表現するための意志を指します。

文化や思想の発展**:
ニーチェは、「権力意志」が個々の生命や文化の発展、成長、力の表現として表れると主張しました。この概念は彼の思想や人間観の中核的な要素の一つとなっています。

ニーチェの「権力意志」は、力や意志の本質についての彼の独自の見解を示しており、彼の思想の中で重要な位置を占めています。

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ツァラトストラかく語りき(上)を読んで1


人生観を変えた本です。比喩表現がかなり多いのと、文化や価値観、時代が違うので何の比喩かわかりにくいので注釈とにらめっこしながら読んでいます。だいぶん激しい、苛烈な人だなと。散り方も苛烈ですしね。

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韓非子を読んで


打算、不信、冷酷とか、他のビジネス書でも悪のとか色々言われててどんなものなんだと思っていましたが、仁や義に依存しない、徹底した法治主義という話でした。荀子とセットで読めば大分方向性としていい感じに固まりそうです。

確かにちょっと極端なので、諸子百家の本を色々読んでちょうど中間点あたりを目指すのがよさそうですね。ここでも中庸の考え方は必要だと思います

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無思想の発見を読んで2


思想なんてないという思想を前提にして、ほかの思想を勉強していいとこどりすればいいというのは本当にそうだなと。

宗教に関しては日本はもうやっていますね。初詣に盆にハロウィンにクリスマス、結婚式は教会、と。節操がないととるか、これほど便利なことはないととるか。私は後者ですね。

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