「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を再読

平安陰陽絵巻Wiki – 沙門空海唐の国にて鬼と宴す

何回も読んだ話ですが壮大さと悲しさと。色々印象に残る小説ですね。残念ながら映画は盛大にコケたようですね(映画は見てません)。…この話は映画化には向いてないだろうな。とにかく昔の人の書き残した文がとても重要になってくるのと動的というより静的な話なので映像はオマケになってしまうので映像メインでは無理があるでしょう。

まあ夢枕獏さんの陰陽師シリーズを映画化した分もかなり残念でしたので…あれは実写は無理があるというか雰囲気を再現しないと話にならなかったのに雰囲気無視してストーリーを小さくまとめすぎたのでとても残念なことになっていました…

楊貴妃の死に関する謎と復讐にまつわる話ですね。前半の二巻はまだ導入で後半になれば本当に面白くなります。

相当歴史の資料を読み込んで作った話なのがよくわかります。

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青空文庫で勉学に励むので

青空文庫

著作権が切れている書物を無料で読むことができます。だいぶ古い本になりますが、おそらく大分有名どころがそろってるはず。と判断ました。ちょっと勉学に利用したいので利用方法の覚書

読みながら気になったところをフォントの色を変えて太字にする、読みやすくする。

  • 図書カードをブックマークして気になる書物を抑えておく
  • テキストファイルをダウンロード
  • オープンオフィスでテキストファイルを開く
  • フォントはMSPゴシック
  • そのままだと読みづらいので編集→すべて選択→フォーマットを整形されたテキストから標準に変える
  • odtファイル形式で保存する。

死の壁を読んで2


纏めの続きです

「言葉というのは人間が持っている機能のごく一部でしかなく、言葉によって全てを規定するのは何か無理があるのではないか」

についてですが、規定するのは無理があると思いますが、よくわからないモヤモヤを言葉で表せることができたら、それと向き合うことができるのは事実だと思います。

感情についてもそうですね。昔から短歌俳句詩などで感情を表して向き合うことができるという。しんどい時は嫌なものを何とか言葉に落とし込んで書きなぐって吐き出して向き合うことでちょっと楽になります。

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三津田信三さんの本を久しぶりに購入

十年以上ぶり・・・?本屋で目に留まったので文庫本のコーナーを探してみると

刀城言耶シリーズで新刊がいくつか出ていたので「碆霊の如き祀るもの」を購入。このシリーズは基本的にはずれがないので安心できます。土着信仰とかをトリックに組み込んだ事件の謎解きがメインで、ホラー味がいい塩梅に効いていて私は好きです。

あと気になったのが

黒面の狐。これがどうやら新シリーズの一巻目に当たるようです。舞台は戦後、主人公は復員兵で日本に帰ってきてから炭鉱夫の仕事に就くがそこで事件に巻き込まれるそうです。二巻目は灯台守の話になっているみたいですね。これも地域の伝承とか妖怪云々をモチーフにした推理ものみたいなので期待しています

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