無題

緩やかな坂道
自電車で下るように
颯爽と駆け抜ける
心地よい風と
空には一番星

そんな僕とは裏腹に
どこかでひっそりと泣いている
そんな人もいる

腹八分目に病なし
そんなことを言うくらい飽食なんだけど

そんな僕とは裏腹に
明日の食糧さえ見つからない人もいる

何気ない日常の裏に
多くの悲しみがあって
多くのやるせなさがあって
それで世界が回っているのだと
普通に生きる幸せを
かみしめることも時には必要なのだろう

漂泊

人生の折り返し地点を過ぎて

色々限界とか

着地点とか

少しは見えてきたんだけど

大変なことを忘れていた

未だに何者かになれていない

大したものじゃなくてもいいんだけど

俺はいったい何者なんだ

人生の折り返し地点を過ぎて

いまだに途上

俺が何者か分かるまで

俺が何者かになれるまで

漂泊するんだ

生きるということ

ほめられたことをしてきたわけじゃないけど

このままで大丈夫と思ってしまう

慈善事業に生きているわけじゃないし

清く正しいと思ってはいないけど

そういうことをするのに

ひどく違和感を感じる

特に悪人でもないんだけど

どうでもいいことをしているときのほうが

生きている感じがする

でも

ときどき

どこかに根を下ろして

人の喜ぶ顔を見たい気もする

適当に生きていることが一番性に合っているけれど

生きている感じもするんだけど

いつも寂しさと隣り合わせだな

詩の作り方について1

  • 思ったまま、見たまま、感じたままを書いてみる

〇短い詩を書いてみる

例えば「海」をテーマにするとして、海から連想される「青」「波」「水平線」などを入れて文にする

〇長い詩の作り方

短い詩を二つつなげる。関連性のあるテーマだとつなげやすい「海の詩」「砂浜の詩」

また「海の詩」→「砂浜の詩」→「海の詩」と繰り返し使うとリズム感が出る

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詩の作り方について0

基本も何も知らなくて勝手に作っていたころの作り方をまとめてみます

よく、洋楽の歌詞の和訳を参考にしていました。割と詩的なので便利です。

  1. 形式は自由詩
  2. 書きたいメッセージを決める
  3. 日時を設定する(季節、朝昼夜)
  4. 感情を入れる(喜怒哀楽等)
  5. 英語は入れない(臭すぎる)
  6. 重要なところは繰り返す
  7. 若干投げやりな感じにして雰囲気を作る

これですね。情感をやたらに込めた日記や思い出といった感じですかね。投げやりなのは、ヘビメタとかそういうのがメインなので攻撃性を削除すると投げやりになるからです

「不安」「悲しみ」が非常に題材にしやすかったです

・・・ちょっと詩の書き方講座を勉強していこうと思います

因みに、ワードで一つずつ書くのではなくてエクセルを使って書いた方が形を作りやすいのと、シートごとに詩を管理できるので、何かと便利です。私はエクセルの代わりにオープンオフィスの表計算を使います

ミッシェルガンエレファントをかけ流しにしていたら、歌詞が凄く詩的なところがあることに気づいたので参考にしてみます。ぱっと聞くと意味不明なことが多いのですが、独特の世界観があるので、やっぱりこれはすごいなと

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