年代記

昔作詞にはまったことを思い出し(作曲もしていたギタリストです)、頭の体操にもなるし、感性が衰えるのが寂しいのでちょっと作詞再開

僕の心の中に住んでいる人が

頭の中にある誰も訪れない図書館で

年輪のようなクロニクルを紡いでいるんだ

誰も訪れないし

誰にも知られないのだけど

そうしてぼくの命が終わるころに

彼もゼンマイが切れたように

眠りにつくのだろう

誰も訪れないし

誰も知らないんだけど

誰も知らない本に埋もれて

独りで生きて独りでひっそり消えていくんだろうな

誰にも知られることのない本当の自分はひっそり消えていくんだ

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