無題

緩やかな坂道
自電車で下るように
颯爽と駆け抜ける
心地よい風と
空には一番星

そんな僕とは裏腹に
どこかでひっそりと泣いている
そんな人もいる

腹八分目に病なし
そんなことを言うくらい飽食なんだけど

そんな僕とは裏腹に
明日の食糧さえ見つからない人もいる

何気ない日常の裏に
多くの悲しみがあって
多くのやるせなさがあって
それで世界が回っているのだと
普通に生きる幸せを
かみしめることも時には必要なのだろう

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