沢木耕太郎さんの深夜特急を再読

高校の時に読んで影響を受けて大学生の時にタイまでバックパッカーしに行きました。中年になってこの本を読み返た感想を書きます

  • 徐々に面白くなってぐいぐい読んでしまうようになるのは三巻あたりから
  • それまでも面白いのだがまだ旅にのめりこめて無い感じがある
  • 長い貧乏旅行の意義がわからなくなる内面描写がどこか共感できてしまう
  • バックパッカーの虚無感の描写については他の沢木さんの著書にも通じる何かがある
  • 旅が終盤につれ沢木さんの内面の描写が増えてくるがそれがとても心に刺さる
  • 若いときは一巻から三巻が面白く感じたように思うが今はむしろ終盤の内面描写が面白い

こんな感じですかね

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ブッダの生涯を読んで


宗教家としてのブッダではなく、哲学者としてのブッダに非常に興味があります。心の持ちようを学べたらいいと思っています。

私にとって気になった部分を纏めました

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四十二章経について

Aria AIさんに聞いた解説ページが役に立たなかったので手動で探し回りました

八大人覚経 四十二章経(1~7章)など (1)

八大人覚経 四十二章経(1~7章)など (2)

八大人覚経 四十二章経(1~7章)など (3)

四十二章経(8~42章)(1)

四十二章経(8~42章)(2)

臨黄ネット検索結果

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風野真知雄さんの四十郎化け物始末シリーズを読んで




妖怪が出る(ということになっている)怪しげな事件を用心棒家業の浪人が真相を暴いていく時代小説シリーズです。本当の妖は最初に一体でていた「かも」しれない位。

全部人の仕業です。「心に闇。人が化け物」と。軽妙なテンポの話なので読んでて疲れないのでお勧めです。

ちなみにこのサイトの名前もここからお借りしています。

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ちょっと本腰を入れて勉強しようと思い。

新品をそろえるのはコスト的にも手間的にも(古い分は手に入れるのが面倒)なのでここで揃えました。

だいぶん時間がとれるようになったので、空き時間(プライベート含む)の大半を読書+勉強につぎ込むことにしました。…思考の幅や戦略的思考、哲学的思考、倫理の強化を図りたいと思います。取り敢えずはその屋台骨に当たる部分ですね

勉強の仕方は読書しながら気になるところに付箋をつけていく、読み終わったらノートに気になるところを書き出す。復習としてブログにまとめ記事を書く。時々ノートを見返す。これで行こうと思います

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五輪の書で覚えておきたいこと

地の巻は省略します

兵法の道において、心の持ちやうは、常の心に替る事なかれ。

 常に平常心!

いづれも先の事、兵法の智力を以て、必ず勝つ事を得る心、能々鍛錬あるべし。

 先手必勝、常々鍛錬せよということだと思います。・・・基本後攻なので耳に痛い

兵法、戦の内にも、とをこす事肝要なり。

 戦や兵法において中心の問題をどうにかすることが重要であるということだと思います

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孫氏の兵法について2

特に気になる部分を集めてみました

戦って勝つのは下策。戦わずに勝つのが最上。百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。

・・・これが出来たらこんなに苦労はしないんですが理想ですよね

其の疾きこと、風の如く。其の徐かなること、林の如く。侵掠すること、火の如く。動かざること、山の如く。知り難きこと、陰の如く。動くこと、雷霆の如し。

風林火山のもとになった部分ですね。動くときは俊敏に激しく、動かないときは山のように泰然と。静かにそれを行う。真意を悟られないようにしろ。くらいに考えていますがそれができたら最高ですね。

勢とは、利に因りて権を制するなり。

勢いとは有利な状況を見て臨機応変に対応することである。流れに流されてることとは違うということですね。

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孫子の兵法について1

結構いろいろなことの行動指針に役に立ちます。

準備が大切、情報をきっちり把握すること、短期決戦が原則、これを心掛けるだけでもだいぶん違うと思います。

孫氏の兵法を「戦略」に用い。五輪書を「戦術」として大体の厄介ごとに当たれば何らかの解決の糸口と、とりあえず長期耐久はできると思っています

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