天帝妖狐を読んで

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天帝妖狐 (集英社文庫(日本)) [ 乙一 ]
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乙一さんの作品ですね。

孤独感とか、若者の葛藤、いじめといったものの静的な描写がすごく好きな人です。そして終わりに若干のやさしさを感じさせたりしてくれる、余韻がある、等読んで、なんというか心が洗われるような感じがします

〇一話目

とある高校の、ほとんどだれも寄り付かない男子トイレの個室で「落書き」という形で交流を繰り返す五人。お互い誰が誰か知らない様子。しかし、その中の一人の書き込みが危険な内容になって行き、かつ、それが現実に起こり始め・・・

〇二話目

コックリさんを一人でしたせいで邪悪なな何かにとりつかれ、永遠に生き続ける体に入れ替えられた男の長い生涯の中で、化け物に完全に心が蝕まれることなく、今までやってこれた理由と、これからに希望が見いだせた理由とは