幾星霜

日課になっている
寝る前の犬の散歩

寝ぼけ眼のバカ面を
夜空に向けると
三日月が
煌々と輝いて
雲一つない

明日の朝は
霜が降りるし水道が凍るかもしれない
そんなことを
考えながら
すぐ近くにある
オリオン座を確認する

僕がいなくても
何万年と
繰り返した情景なのだろう
煌々と輝いて
三日月は静かにしている
明日はとても寒くなる