自分の壁を読んで3


纏めの最後です

◎身近な人の死こそが私たちに最も影響を与える「二人称の死」。知らない人の死は「三人称の死」。「一人称の死」は最も重要そうでいてよく考えると、当人の意識は死んだ瞬間なくなるので当人にはあまり関係がない

◎親孝行について

子供に対して「お前はお前だけのものじゃないんだよ」ということを実は教えている

◎意識を変な方向に暴走(ファシズム等)させないために

今の考え、意識を疑うこと。意識は絶対のものではない。常にその視点をもつこと

◎自然に触れよ

自分の意識で処理しきれないものがこの世には山ほどある。そのことを体感しておく必要がある。常に「意識外」のものを意識しなければならない

◎情報過多

別の言い方をすれば身につかない情報ばかり増えていくこと。手に入る情報が増えていけば賢くなるという単純は話ではない

◎メタメッセージのこわさ

そのメッセージが直接示していなくても結果的に受け手に伝わってしまうメッセージのこと。受け取る側が自分の頭で作ってしまい、これが自分の意見とすり替わってしまう。個々のメッセージは単なるデータだとしても、膨大な量になってきたときに受け手は勝手に別のメッセージを暗黙の前提としてしまう

◎生きるということはそもそも危険なこと。自分の都合のいい情報だけを選択していくと、そういうこともピンとこず、現実離れしてしまう

◎社会が暗くなった、閉塞感で覆われている感じている人の中にはニュースを見すぎ、読みすぎという人もいるのでは?

◎情報が多すぎると混乱することがわかっている人は、自分で適切に情報を遮断している。多くに人はそのことに気づいていないか、どのあたりが適切なのかを見出していない。

◎ものが詳細に見えるということはそれ以外がぼやけて見えることになる。細部を調べれば調べるほど全体は大きくなるので、全体像はわかりにくくなる。そこで「だいたいこう考えると納得できる」という大きな仮説は必要

◎頭で考えたマニュアルや理想論は現場では往々にして通用せず、経験則でやり方を導くのが現実的

◎情報を仕入れすぎるのはよくない。段々他人のものに引っ張られてしまう。すると自分のアイデアが枯渇してしまう。入ってくる情報をどこかで制限しないと仕事は進まない

◎バーチャルな仕事は危険、楽な方向に進む可能性がある。頭の中で解決できる。できない場合は解決不能とすぐわかる。ところが自然は簡単に答えがわからない。世間のことも同じで、分からないかどうかわからない

◎何が解くべき問題か。を考えていあかなければならない。しんどい、たいへんな道に進まないと自分にとって良くない

◎仕事というもの自体が「個」を突っ張るわけにはいかず相手がなければ仕方ない

◎効率よく答えを見つけるのではなく、自分で問いを設定する。そういう作業は難しいといえば難しい。しかしある程度の難しさ、苦しさ負荷があったほうが生きていることが実感できるのではないか。

◎他人のために働く、状況を背負い込む。そういうものに重要なのは自分がどこまでできるか、自分の「胃袋」の強さを知っておかなくてはならない。それを知るには絶えず挑戦を続けていくしかない。常に人と関わり、状況を背負うことをしているうちに何となく胃袋の強さが見えてくる

◎何かにぶつかり、挑戦し、迷い、失敗しということを繰り返し育ててきた感覚を自信という。

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