「スーパードライ頼み」のアサヒとは真逆の戦略で勝つ…17年ぶりの新作「晴れ風」をヒットさせたキリンHD社長の覚悟 家庭用ならではの「複数ブランド」を持つ強み
#プレジデントオンライン
https://president.jp/articles/-/86036
キリンの事業構造
- 酒類
- 医薬品分野
- ヘルスサイエンス
と多岐にわたる。この変遷について社長は何回も社員と対話を続けてきた。三つの事業はCSV(社会と共有できる価値の創造)を基にしている
〇ビール類の戦略
「一番搾り」が基幹の商品である。一番商品で取り込めていない、20-30代の層を「晴れ風」で取り込む戦略を展開している
朝日のスーパードライには販売量で大きく劣勢に立たされているが、戦略としては
- 販売量以外に目をつける
- あたらしい「付加価値」をつける
ということを考えている
朝日の「一番搾り」ブランド一本に対抗するのに、複数のブランドで対抗する戦略
〇大手流通のPBに対する考え
工業稼働率は確実に上がるが、商品生産の自主権は完全にないのでいつ打ち切られるかわからないリスクがある
しかし流通企業とPBをきっかけにパートナーシップを築いていくという戦略を立てている