主人公はいわゆるワトソン役で、探偵のホームズ役は友人の火村ですね。
ミステリー作家が取材にいき、宿泊先(の隣)で事件があり巻き込まれる話です
元々、京極夏彦さんや三津田信三さんなんかのホラーとか心理描写中心のミステリを中心に呼んでいますので、こういう推理メインの整理されていて小気味よいテンポで進む推理小説は読むのが快適に感じます
続きを読む スウェーデン館の謎を読んで主人公はいわゆるワトソン役で、探偵のホームズ役は友人の火村ですね。
ミステリー作家が取材にいき、宿泊先(の隣)で事件があり巻き込まれる話です
元々、京極夏彦さんや三津田信三さんなんかのホラーとか心理描写中心のミステリを中心に呼んでいますので、こういう推理メインの整理されていて小気味よいテンポで進む推理小説は読むのが快適に感じます
続きを読む スウェーデン館の謎を読んでストーリーが緻密で濃厚な人間関係と、過去にあった事件がいくつも絡んで説明できないので、リンクを張っておきました
すごく込み入った話を、分かりやすく読みやすく書いてくれていて、本当に面白いです
続きを読む 雨の狩人を読んで上巻が見当たらないのとちょっとしたプレミアものになりつつありますね。
クトゥルフ神話と言えば、呪われた書物、ネクロノミコンとその著者、アブドゥル・アルハザードが出て来ると思います。
そのアルハザードが生きていたころの戦慄の冒険譚を描いた物語です。この手の話(ダークファンタジー)が好きでクトゥルフ神話にこだわらないなら、より洗練された物語である「アラビア夜の種族」をおすすめします。あと「ゾティーク幻妖怪異譚」。滅びゆく世界の幻想譚です。余韻がすごいですね。
イメージで言うともののけ姫のアシタカを可能な限り悪意を持って邪悪に描いたらアルハザードなるのではないかと思います
クトゥルフ神話を作ったHPラブクラフトが目指したのが、見えない恐怖や、コズミックホラーというジャンルになりますが、アルハザードはクトゥルフ神話意を題材にした、それなりによくできていますが、まあよくあるダークファンタジーでしょう。
ダークファンタジーと言えばベルセルク(シールケとかが出るまで)が一番好きです。VSモズグズあたりまでは神がかっていましたね。相当重たいストーリーも好きでした
続きを読む アルハザードを読んで乙一さんの作品ですね。
孤独感とか、若者の葛藤、いじめといったものの静的な描写がすごく好きな人です。そして終わりに若干のやさしさを感じさせたりしてくれる、余韻がある、等読んで、なんというか心が洗われるような感じがします
続きを読む 天帝妖狐を読んで裏社会の何でも屋の話。着手金は百万、それに報酬で厄介事を請け負うという裏家業の話。基本的に相当損な立場なのとジョーカーの名前の由来で色々納得できます
結構、否応なしに大変な事件に巻き込まれる話が多いのと、依頼人も結構なワルである場合があります
ハードボイルド小説の入門編にはいいと思います
続きを読む ザ ジョーカーを読んで怪しい探検家シリーズが面白いですね。アウトドア上級者だとどこでも楽しめるんだなと。
あと、「哀愁の街に雪が降るのだ」椎名本人と今でも仕事仲間の人たちとの、売れてない頃の生活と悲しい青春の話ですね
続きを読む 椎名誠さんの本を読んで料理やとして独立した夫婦の娘が店開きの前に、熱病で死の淵をさまよいます。その時の夢に出てきた人(話の伏線になっています)に、あんたは死なないと言われてそうこうしているうちに息を吹き返すが、それからというもの、幽霊を見てしまう体質になります
どうやら店にも先住者が五人ほどいた様子。会話はできるし相談にも乗ってくれるし、悪いものから守ってくれる、どうやら気に入られた様子なのですが、二人は自分の生前について何か知っているようですが、残りの三人は記憶が全くなく何が未練で成仏できないかすらわからないといいます。その五人の因縁を中心に幽霊騒動が巻き起こったり変な事件に巻き込まれたり。
続きを読む あかんべえを読んで山伏・地蔵坊が行きつけのスナックの「定例会」で各地を放浪したときに経験したという一風変わった事件について語る。という推理短編集です
わざとそうしているのですが、状況が突飛なので与太話の類なのか、何処までが本当にあったのかわからないようなところがあります
続きを読む 山伏地蔵坊の放浪を読んで有名な漫画、花の慶次の原作ですね。花の慶次は少年ジャンプだったので、バトルに重点を置き、慶次郎のいくさ人、豪胆さ、いい男っぷりをメインにしていましたが、大人向けの原作の方は少し様子が違います
続きを読む 一夢庵風流記を読んで