ストーリーが緻密で濃厚な人間関係と、過去にあった事件がいくつも絡んで説明できないので、リンクを張っておきました
すごく込み入った話を、分かりやすく読みやすく書いてくれていて、本当に面白いです
狩人シリーズの主人公の佐江は本当になんというか、長期的な友人を作ることはないんだろうなと思わせます。今回の相棒役も最初から不穏な感想を述べています
一つの謎が明らかになると、その裏に控えている大きな謎の輪郭だけが明らかになっていき、その大きな謎自体の解決の糸口がなかなか出てこず、ぐいぐい引き込まれます
佐江と別の人物のストーリーが描かれていますが、これで徐々にわからなかった事もおぼろげながらわかるようになっています。
真犯人の正体はともかく、動機に関してはなかなかわからなかったのですっきりしました。序盤が伏線になっていますね
話の終わり方から言うと、狩人シリーズはこれで終わるみたいな感じですね。