まあYouTubeの無料公開期間中に見たのですけれど
Aria AIの解説
映画「仄暗い水の底から」概要
基本情報
- 公開年: 2002年
- 監督: 中田秀夫
- 原作: 鈴木光司(小説)
- ジャンル: ホラー、サスペンス
ストーリー
- 主人公は、離婚したばかりの母親である美香(演じるのは杉本彩)。
- 美香は、娘と共に新しいマンションに引っ越すが、そこには不気味な現象が続発する。
- 娘が「影」を見たり、謎の水の音が聞こえたりすることで、母親は恐怖に直面する。
- 物語は、水にまつわる過去の悲劇や、秘密が明らかになっていくにつれて、次第に緊迫感が増していく。
主なテーマ
- 親子の絆: 美香と娘の関係が中心に描かれています。
- 過去のトラウマ: 水にまつわる過去の出来事が物語の重要な要素となっています。
- 恐怖の象徴: 水が持つ恐怖や不安の象徴として描かれています。
評価
- 批評家の評価: 映画は、緊張感のある演出や心理的な恐怖が評価されています。
- 観客の反応: 一部の観客からは、ストーリーの展開や結末に対する賛否が分かれました。
この映画は、日本のホラー映画の中でも特に印象深い作品の一つであり、視覚的な恐怖だけでなく、心理的な恐怖も巧みに描写しています。
ストーリーも、主人公親子を取り巻く状況も怖いし、黒木瞳さんの演技が秀逸です。離婚問題を抱え、もう余裕がないお母さんが一生懸命な所に、心霊現象が追い打ちをかけるというかなり辛い展開も中々のものだと思います。黒木瞳さんの演技はすごくよかったと思います。
見て損はないと思いますが、全体として消化不良というか、ちぐはぐな感じで若干置いてけぼりにされるのは残念です
本を先に読んでいるので脳内補完したりできますが、詰め込んだりしすぎ、特にエンディング近辺は粗が目立ちます。恐怖演出とかが「何で?」と思ってしまうのとお母さん(黒木瞳)のとった選択が意味不明なので置いてけぼりです
なんというか陰鬱な雰囲気を出す演出と、水が漏れている演出等が悪い風に重なって、陰鬱であると同時に、かなり不衛生な感じを受けてしまいます。生理的に嫌だなと思う人もいるかと。恐怖演出に不潔感が付きまといすぎですね
古い団地というよりもはや廃墟というすたれ具合と、住人がいるのか怪しい、生活感が全くないので違和感がありました。人よりツツガムシとかゲジゲジがいてそうなくらいです(廃墟を団地として利用したようですがもうちょっときれいにできなかったのかと思います)
本の方は、思い出補正があるのでしょうが、余韻のある怖さでしたが、映画の方はなんというか、最後だけいい話に無理やりしたような感じで、賛否両論、批判あったのは理解できます。