覇王の夢を読んで

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織田信長が天下を平定した先に夢見たものとは

信長は贅沢のための贅沢というより示威行動的な意味で贅沢を見せつけていた感じがする。秀吉の贅沢とは大分違う気がします

貨幣経済、物流と情報網を重要視した

日本平定後は東南アジアに進出し、植民地と貿易戦争で西欧とやりあうつもりがあった

明に攻め込むつもりはあったが、秀吉と違い港を制圧し、貿易の中継地点とするつもりであったこと。内陸には興味が無かった


日本の宗教にも、宣教師にも畏れは一切なかったようですね。仏教勢力は制圧しなければならなかったから宣教師を保護していたけれど、西欧の尖兵、事実上のスパイだったこと、奴隷貿易の件など色々気に入らなかったようですね。でも利用価値があったという。

光秀謀反の理由についてもある程度暗示されていますが、説得力は結構ありますね