なぜ日本人は「ダイソンの掃除機」に飛びついたのか…「デザインがいいだけの微妙な家電」との決定的な違い 「機能的だから結果的にカッコいい」という逆転発想
#プレジデントオンライン
https://president.jp/articles/-/76079
ジェームズダイソンという人がダイソンブランドを作った。社長と周りに呼ばせず、創始者兼エンジニアを名乗り続ける
デザインを考え、そこから物事を組み立てていって、設計図に落とし込んでいくのがデザインエンジニア。設計図は後で仕上げる。普通のエンジニアは先に設計図を描く
〇追及したのは機能性である
「このデザインが最も機能的に働く」掃除機としてデザインされたのがあの掃除機。
日本の家電は機能重視かデザイン重視かのどちらかであり、ダイソンの機能性を重視したデザイン、機能を充実させるためのデザインとは全く違う。
試作品を五千以上作って試すくらいの偏執ぶりも成功のカギ
〇紙パック式の掃除機のフラストレーション
紙パック式の掃除機は使っているうちに目詰まりを起こして吸引力が落ちてイライラする、フラストレーションがたまる
このフラストレーション、イライラ、不便だと感じる点が開発のスタート地点となる。
アントレプレナー気質のある人では、フラストレーションを感じた時に
- 自分ではこれをどう変えられるか
- これをどう変えられればフラストレーションが解決できるか
こういうことを昼夜考える
こういう日常生活のフラストレーション一つ一つがビジネスチャンスとなりうる