バカの壁を読んで3


纏めの最後です

◎利口かどうか

利口、バカを何で測るかといえば、結局これは社会適応性でしかない。例えば言語能力の高さ等

◎何かの能力に秀でている人間は別のどこかが欠如している場合も少なくない

◎社会的に頭がいいというのは、結局バランスが取れていて社会適応が色々な面でできるということ。逆に何か一つ秀でている天才が社会的に迷惑な人であるということも珍しくない

◎考えるということは大脳皮質の中で色々と刺激を出したり入れたりしているということ。それと身体の運動は別であり、脳の働かせ方の向き不向きや方向性に違いが出てくる

◎キレる脳、無気力

衝動殺人犯の脳の検査をしてみると前頭葉機能が落ちていることが分かった。脳から見て抑制できていない、我慢ができない人ということ。また意思ややる気などと呼んでいるところに問題がある人も、前頭葉機能が低下している。

◎自分が正しいと思っていることが一番バカ

◎教育というのは突き詰めて言えば「俺を見習え」ということ。それがむりならせめて好きな分野でそれが伝わるという風にあるべき。

情報ではない自然を学ばなければならないということは、人間そのものが自然であるという考えが前提。人そのもの、自然そのものを愛する人間でないと教育はできない。

◎欲の問題

現代社会ではあまり論じられない。欲をよくだと思ってない人が非常に多い。欲を正義だとすら思っている。すべてのものの背景には欲がありそれがなければ人類は滅びてしまう。しかしそれを野放図にやるのはダメ。

◎バカの壁というのは、バカにとって壁の内側だけが世界で向こう側が見えない。向こう側が存在することすらわかっていなかったりする

◎人生は崖のぼり

崖のぼりは苦しいけれど、一歩上がればそれだけ視界が開ける。

◎知的労働とは重荷を背負うこと。ものを考えることは決して楽ではない。

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