十年以上ぶり・・・?本屋で目に留まったので文庫本のコーナーを探してみると
刀城言耶シリーズで新刊がいくつか出ていたので「碆霊の如き祀るもの」を購入。このシリーズは基本的にはずれがないので安心できます。土着信仰とかをトリックに組み込んだ事件の謎解きがメインで、ホラー味がいい塩梅に効いていて私は好きです。
あと気になったのが
黒面の狐。これがどうやら新シリーズの一巻目に当たるようです。舞台は戦後、主人公は復員兵で日本に帰ってきてから炭鉱夫の仕事に就くがそこで事件に巻き込まれるそうです。二巻目は灯台守の話になっているみたいですね。これも地域の伝承とか妖怪云々をモチーフにした推理ものみたいなので期待しています
若い人向けの死相学探偵シリーズも面白かったです。
単発の本は私にとっては外れがありました
- シェルター 終末の殺人
- スラッシャー 廃園の殺人
この二つはダメでした。
面白かったのは(ミステリーとホラーが混在してます)
- ホラー作家の住む家
- 禍家
- 蛇棺葬
好き嫌いは結構別れると思います。ホラーがメインなのか謎解きがメインなのかで全然違いますので
蛇棺葬はほんとにホラーとして面白かったですね。Jホラーの映画のようなバッドエンドもなかなかインパクトがありました。結構怖いですしね。
ちょっと混同してるかもしれませんがホラー作家の住む家はファンの人と作家の会話がメインで進んでいくどちらかというと推理メインの話ですがオチがわりと面白かったかな。