山伏・地蔵坊が行きつけのスナックの「定例会」で各地を放浪したときに経験したという一風変わった事件について語る。という推理短編集です
わざとそうしているのですが、状況が突飛なので与太話の類なのか、何処までが本当にあったのかわからないようなところがあります
定例会での飲み代が話のお駄賃だそうで、カクテルを二杯飲んだら不思議な話が始まる・・・
現実離れしているし割といい加減な話ですが、読者にもなぞかけをしていて、答えも大分分かりやすく解説してくれます。
推理小説入門、といった感じです。本格推理になれた人には向いてないと思います
面白かった話をいくつか
〇崖の教祖
最後のダジャレでニヤニヤしました
〇天満博士の昇天
それ反則ちゃうか。と言いたくなりました。