唐揚げブームの話

止まらない閉店ラッシュ…飲食経営のプロが語る「から揚げ専門店ブーム」がわずか2年で終わったワケ

#プレジデントオンライン

https://president.jp/articles/-/77613

隣の国でもたいがいなことになっていると聞きます

〇唐揚げ専門店がブームになったわけ

景気が悪くなると専門店やテイクアウトの需要が増える

小資本ではじめられ、かつ専門性が高いとバズりやすい

技術が要らないので始めやすい

唐揚げグランプリの内実がばれてなかったので箔付けになった


〇衰退の理由

唐揚げはそもそも家で作れる

唐揚げグランプリは出店すれば何か賞がもらえるとばれ始めた

客の食い合い


〇大手の参入が失敗した理由

中小個人資本の主戦場であった、ほぼ個人で回せる形態だと人件費が安くなり、大手のやり方だと人件費で太刀打ちできない。管理費や人権コストその他もろもろと大手はコストが高くつくので。

そもそも飽和状態なので開拓が難しい


〇大手でもから揚げ業界で成功したのは

設備投資ができるので、本格的な商品を提供することができ、それで差がついた


〇ブームが過ぎても生き残るには

ブームが過ぎ去る前に二の矢三の矢を用意しておく必要がある。唐揚げなら関連性のある「揚げ物」等。

ブームに乗るだけだと長続きしないので、ほかの策も考えておく必要がある。それは高級食パンブームも同じで、生き残っている店は「日常パン」などほかの路線も模索している。

唐揚げ一本じゃなくほかの付加価値を見つける必要がある