貝印のインド戦略

なぜ貝印はインド市場で生き残れたのか…「インドで作った日本のツメキリ」という売り方にこだわった理由 「メイドインインディア」でなければ支持されない

#プレジデントオンライン

https://president.jp/articles/-/78089

〇商品を扱う小売店の種類

1.モダントレード(MT)

 現代日本における小売店の形態のほとんどがこれ、ドラッグストアやコンビニ、スーパーといったチェーン店はこれに該当。幅広い商品を品揃えし、大量一括で仕入れ

POSレジを導入しているところはMTに分類されていると言っていい

2.ジェネラルトレード

日本でいう個人商店や小売店のこと。商店街の店舗

専門分化しており、商店数も極めて多数に分散していて、物流やシステムの面でMTに劣る。

両者の特性が相当違うため、同じ戦略では売れるものも売れなくなるので工夫が必要


〇マーケティングの4P

  • Place・・・立地
  • Price・・・価格
  • Product・・・品質、スペック
  • Promotion・・・販促

この4つを調整し全体の一貫性を保つこと


〇貝印の戦略

  • 日本の技術を使った高品質インド製
  • インドの文化に応じた機能の刃物
  • 刃物が消耗品である
  • 貧富の幅が広いので価格帯も広く設定
  • 日本らしい細やかな配慮

インドで売るときのDUPSという概念

  • Design(見た目)
  • Unique(独自性)
  • Patent(特許に値するか)
  • Story,Safety(物語性、安全性)