基本的な会話の続かせ方についてです。大体のビジネス本とかそういうのは、これくらいの能力が前提で話を展開しているので、うまくいかない場合はこれを確認するといい、とのことです
◎三本の矢
- 感嘆符・・・「・・・おお!」「へー!」などの合いの手になるもの。相手が何か言うと必ず返す。相槌。
- そうですね等・・・「そうなんですか」「そうなんですね」等。否定も肯定もせず、価値観の違う相手と会話を続けることができる。自分の意見を表明していないのでぶつからなくて済む
- オウム返し・・・1.を実行したうえで成立する会話の基本
「今日はいい天気ですね」→「ええ(1)、そうですね(2)。いい天気ですね(3)」
これで一往復し、会話のボールも相手に戻るので相手が話をふる順番に
矢の間に一呼吸いれると落ち着いた会話になる。語尾を少し伸ばし気味にするとマイルドになるのでビジネス向けというより、日常会話向け。
「ええ(一呼吸)、そうですね(一呼吸)いいてんきですねー(語尾のばし)」
◎多少長い会話は要約して「~という事ですね」と返すと相手が返答してきやすい。ここでも三本の矢は役に立つ。一息で言うより好印象
◎会話は内容がどうかではなく、キャッチボールが円滑に続くかどうか
◎話を一息で早口で言うのではなく、きっちり間を取って。
◎何を言っても言い分を聞かない人は「文句を言いたい」だけの人。人を人として見ない、見下す人も同じく、コミュニケーション以前の問題があるので、距離を取るのが賢い
◎「つまらない奴」でもいい。そもそもコンスタントに面白い話をできるのは芸人とか。相手が求めているのは。「自分が受け入れられているとかどうか」のほうが重要
◎マウント取りに来る奴はとらせてやれば聞いているだけで話が続く
◎コミュニケーションに違和感や不快感があるのは距離感が近すぎる可能性
◎信頼関係ができれば三本の矢は必要なくなる。いきなり信頼関係ありの会話をするのがコミュ障の欠点。だから避けられる
◎男女の会話を円滑にするのは
「へぇ」「そうなんだ」「すごいね」
◎男女の間で相談を受けるときは
「ふーん」「なるほど」「たいへんだね」
◎多人数の話でも話をリードするのは少数の人間なので、「ふーん、そうなんだ」をきっちりつければ話の輪の中にいることを「装う」ことは出来る
◎会話は相手の顔を見て、できれば目を見て。「話を聞いている」「あなたに興味があります」のサインになる