兵法三十六計を読んで3


併戦の計と敗戦の計の軽いまとめです。これで終わりです

☆併戦の計

同盟した味方であっても敵であっても決して隙を見せてはいけない

◎偸梁換柱(梁をぬすみ柱をかう)

相手の陣形を変えたり、主力を移動させたりして骨抜きにしたうえで相手の自滅に乗じて乗っ取ってしまうこと。車輪さえ押さえれば車の運行方向を制御できるのと同じ

◎指桑罵槐(桑を指して槐をののしる)

友好国や部下を正面切って批判しにくい時に、それと分かる形で間接的に批判し、角の立たないようにする。統率力を維持するための苦心の演技

◎仮痴不癲(痴を仮るも癲せず)

利口ぶって軽挙妄動するよりも、むしろわざとバカになったふりをして行動を控えた方が良い。冷静な計算の上に愚かなふりをする。弱い立場、苦境に立たされているときに用いることが多い

◎上屋抽梯(屋にあげて梯子を外す)

  • 食いつきそうな餌をまいて敵を誘き出し、後続から孤立させたうえで包囲殲滅する
  • 自ら退路を断って背水の陣を構え塀に必死の覚悟をさせる

◎樹上開花(樹上に花を開す)

様々な手段により優勢に見せかければ、たとえ弱小な勢力でも強大に見せかけることができる。大兵力に見せかけて敵を威圧し、戦いを避けて時間を稼ぐ

◎反客為主(客を反して主と為す)

  1. 客の座を勝ち取る
  2. 主人の弱点を探す
  3. 行動を開始する
  4. 権力を奪取する
  5. 主人にとって代わる
  6. 権力を固める

客の時(受動状態)に留まっているうちは軽挙妄動せず隠忍自重して時を待つ


☆敗戦の計

絶体絶命のピンチでも最後まであきらめてはいけない。意志あれば道ありである。いよいよかなわぬときは逃げればよい

◎美人計(美人の計)

兵力強大な敵に対しては、指揮官を丸め込むことが重要である。指揮官も兵士も士気が下がれば相手は自然に崩壊する

指揮官を丸め込む目的

  • やる気をなくさせる
  • 情報の収集
  • 相手の暗殺

◎空城計(空城の計)

味方が劣勢で勝算がたたないとき、わざと無防備に見せかけて敵の判断を惑わす心理作戦。

◎反間計(反間の計)

偽情報を流して敵を離間させたり判断を惑わすこと。情報を流す場合は、敵の諜報員を利用するのが最も効果的

  • 敵の諜報員を買収して偽の情報を流させる
  • わざと気づかないふりをして偽の情報をつかませる

◎苦肉計(苦肉の計)

わが身を痛めつけて相手を信用させ反間活動を成功に導く。敵を信用させるために味方を欺くことが要求される

◎連環計(連環の計)

敵が互いに足を引っ張りあうように仕向け、行動を鈍らせてから攻撃する。一次、二次と二つ以上の策略を組み合わせ消耗させ、次いで撃滅する。

攻撃をかけるとき、あらかじめ二段構え三段構えの作戦を用意するのが望ましい。

◎走為上(にぐるに上となす)

戦いを避けるのが最善の策略だという考え方

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です