風野真知雄さんの四十郎化け物始末シリーズを読んで




妖怪が出る(ということになっている)怪しげな事件を用心棒家業の浪人が真相を暴いていく時代小説シリーズです。本当の妖は最初に一体でていた「かも」しれない位。

全部人の仕業です。「心に闇。人が化け物」と。軽妙なテンポの話なので読んでて疲れないのでお勧めです。

ちなみにこのサイトの名前もここからお借りしています。


嫁さんの労咳の治療もろもろの資金をねん出するために妖怪退治の仕事にてを出した主人公。どうやらこれから妖怪と因縁ができそうだということになっていくのと、殺された友人から渡されていた書物が原因で何やらきな臭い連中に付け狙われるようになります。


妖怪退治の仕事の途中に遠山の金さんと知り合うことになり、金さんからきな臭い連中の正体を知らされることになります

表題に百鬼斬りとあるように、今回の最大の事件は百鬼夜行の謎を解く話です。(斬ったわけではないのですが)

どうやら事件の途中に下手人に対して本物の妖が現れた模様。


化け物退治の話がいくつか裏でつながりがあり、大事件に巻き込まれる羽目に。

遠山の金さんが有能なんだけど三枚目のおっさんに描かれているのがほほえましいです

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