高校の時に読んで影響を受けて大学生の時にタイまでバックパッカーしに行きました。中年になってこの本を読み返た感想を書きます
- 徐々に面白くなってぐいぐい読んでしまうようになるのは三巻あたりから
- それまでも面白いのだがまだ旅にのめりこめて無い感じがある
- 長い貧乏旅行の意義がわからなくなる内面描写がどこか共感できてしまう
- バックパッカーの虚無感の描写については他の沢木さんの著書にも通じる何かがある
- 旅が終盤につれ沢木さんの内面の描写が増えてくるがそれがとても心に刺さる
- 若いときは一巻から三巻が面白く感じたように思うが今はむしろ終盤の内面描写が面白い
こんな感じですかね
実際私がタイに行った感想は
- 日本人旅行者が多くそんなに困らない
- メモ帳と英単語と身振り手振りで何とかなる
- 親切そうな感じで近づいてくるいろんな意味でのぼったくりがいる
- 観光地の料理は観光客向けに無難な味付けになっている
- 地元民向けの食堂で食べた時の唐辛子みたいなやつは強烈にからかった
- 安い・そこそこ旨い・不衛生は目をつぶったほうがいい
- 安くすましたいなら果物を活用
- 野良犬と目を合わせると危険
観光名所と美術館博物館いくつか行きましたが面白かったですね。