今まで読んだ本で価値観が変わったりした本を紹介します
ストーリー等はリンク先を参照してください
ドストエフスキーとニーチェ万歳。
この本がいろいろな意味で衝撃的でした。推理小説的な一面もあり、緊迫した心理戦もあります。人間の価値はだれが決めるのかとか、罪の意識はどこから来るのかとか心の状態はどうなって決まるのかとか、もしかしたら全て思い込みでできてるんじゃないのか?とか色々考えさせられました。
結局、人の心は確かなものは無くて幻想で成り立っているのかもしれないなと思いました。
一言でいうと冴えないおっさんの愚痴なんですよ(笑)まあ読んでいると身につまされる内容で心が締め付けられます。ルサンチマンとはこのことかと思いました。おっさんである自分もあまり冴えてないので他人ごとではありませんが。人間の弱い部分は高いうものなのかもしれません。
私の哲学的思考の根幹にあるのがニーチェの哲学です。あとで述べる沈黙でもそうですが、神とはなんぞという話もあります。外部に求めるのはもしかしたら間違いではないかと思うのです。自分の中の良心というか善性に見出すほうが良いのではないでしょうか。
ツァラトゥストラはかく語りきの次にニーチェが書いたものです。
当時のキリスト教を猛烈に批判していますがモラルについて考えさせられる本です
やっぱり外部に神を求めるのではない考え方だと思います
隠れキリシタン狩りの話です。
やっぱり外部に神を求めるのは違うんじゃないかと(実際に神がいたとしても)思ってしまいます。
人間はなぜ生きているのか。ということを中心に北野武さんの人生観についてのエッセイ集です。
無人島で救援を待つ子供たちの話。精神が限界にきていろいろおかしくなっていくのですが、人一人の命の重さについて考えさせられます。あとカーゴ・カルトに似た悲しい話が出てくるのが印象的です。精神的に壊れてきてるんじゃないのと予感させられます。