孫氏の兵法について2

特に気になる部分を集めてみました

戦って勝つのは下策。戦わずに勝つのが最上。百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。

・・・これが出来たらこんなに苦労はしないんですが理想ですよね

其の疾きこと、風の如く。其の徐かなること、林の如く。侵掠すること、火の如く。動かざること、山の如く。知り難きこと、陰の如く。動くこと、雷霆の如し。

風林火山のもとになった部分ですね。動くときは俊敏に激しく、動かないときは山のように泰然と。静かにそれを行う。真意を悟られないようにしろ。くらいに考えていますがそれができたら最高ですね。

勢とは、利に因りて権を制するなり。

勢いとは有利な状況を見て臨機応変に対応することである。流れに流されてることとは違うということですね。

兵は拙速を聞くも、未だ巧の久しきを賭ざるなり

短期戦はあっても巧妙な長期戦なんて聞いたことないわ。ということです。

善く戦う者は、先ず勝つ可からざるを為して、以って敵の勝つ可きを待つ

戦上手はまず守りを固めてから敵の弱点を責める、ということ。これができてる人ってなかなか見当たらないというか、社会生活を送っていたらそこまでの時間が・・・

およそ戦いは、正を以って合し、奇を以って勝つ

対峙するときは正攻法で、勝つときは奇襲。

勝兵は先ず勝ちて而る後に戦い、敗兵は先ず戦いて而る後に勝を求む

勝つ軍は勝ちが確定してから戦い負ける軍は戦ってから勝ちを得ようとする。勝算がない戦いは基本的にしないに限ると・・・

まあ勝算なくてもやらなきゃならん時もあるのが人生なのでそういう時は持久戦(遅滞戦術)を基本にしています。引き分けに持ち込めばいいのだ・・・

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