『オデュッセイア』は、古代ギリシャの叙事詩で、ホメロスによって書かれました。物語は、トロイア戦争から帰還した英雄オデュッセウスの冒険を描いています。
オデュッセウスは、トロイア戦争後、故郷イタカに帰る途中、数多くの困難に直面します。彼は、怪物や神々、巨人たちと戦い、海賊に捕まって奴隷として売られたり、美女カリュプソによって幽閉されたりします。しかし、オデュッセウスは、その度に勇気と知恵を発揮して、困難を乗り越え、最終的にはイタカに帰還することができます。
しかし、イタカでは彼の妻ペネロペが、多くの求婚者たちから求婚されており、オデュッセウスは様々な試練を乗り越え、妻と子供たちと再会するために、彼らを守りながら、求婚者たちと戦います。
『オデュッセイア』は、勇気や知恵、忠誠心、家族愛など、多くのテーマを扱っています。また、古代ギリシャの神話や文化、歴史的背景も反映されており、文学的・文化的価値が高い作品とされています。さらに、この叙事詩は、多くの文学作品や映画、演劇に影響を与え、世界中で広く愛読されています。
こう見ると美しい話のように思いますが、塩野七生さんの本を読んでいると出てくる、戦で名声を高めたオデュッセウス一行が帰るのを忘れて酒池肉林ウハウハして浮気三昧、何年もたったし現地妻ができた部下も帰ってきてないしその言い訳に壮大な物語をうたったんじゃないのという夢も希望もない意見を心にとめて話を追っていくと趣が深いです。
古代ギリシアって性に奔放というか英雄なり神様なりは浮気してこそなんぼ何でしょうか。だらしないというよりなんとも思ってない節があるような気がします。