珈琲豆を挽くテスト1

味がゴージャスで酸味も苦みもあるイオンの「キリマンジャロブレンド」、のPBの豆で練習し、専門店のオリジナルブレンドでどんな感じかを試してみます

細かく引くと苦みやコクが出やすく、あらびきの方がマイルドになりやすいようです。今はテストのため、淹れ方は同じ、ドリッパーは安定しやすいペガサスドリッパーに固定して、豆の挽き具合でどんな感じか試してみます

どうやらあらびきの豆は湯の温度が電子ポットの保温(90度)だと足りないようで、再沸騰直後のアツアツでないと、本来のうまみが出ないようです

珈琲豆約24g、熱湯300-320ml(二杯分)で試します


ハリオの電動コーヒーミル・スイッチ(EMSC-5)を使用します

非常に挽くのが楽ですが、挽いた豆に若干のムラがありますね

〇電動ミル十秒 〇

やっぱり挽きたてのアドバンテージは大きく香りがかなりいいですね。味は苦みも酸味もバランスよくおいしいです。今後これを基準にします。

〇電動ミル8秒 ◎

ちょっと荒めにしてみました。酸味と香りがしっかりし、フルーティな感じになりました。苦みはちょっと後退しますが、クリアな感じが出て「今風」のコーヒーになったかと思います

〇電動ミル7秒 ◎💮

少し挽きムラが出てきますが、クリアな酸味と苦みにフルーティさがしっかり感じられるので、コーヒーをあまり飲まない人には一番いいのではないかと思われます

〇電動ミル6秒 △

挽きムラが無視できないのと、味が薄くなるので、粗く引くなら8秒くらいがちょうどいいです。フルーティさはがっつり出ます


手動ミルは貝印 カイハウス ザ コーヒーミル FP5151です

挽き方の粗さの調節の目安が全く分からないので、一番細かい挽き方から始めて、少しずつ荒くしていきます

ミルの回すところが大きいので負担が小さいです。手間はかかりますが均一に挽けているようです。

〇超細挽き ○

粉同然まで細かくしました。失敗だろうなと思いながら飲むと、大分好きな味。雑味、コク、酸味が十分に出ていますが、香りは後退気味ですね。昭和の個人経営の喫茶店のコーヒーの味になりました。好みの問題ですが私は好きです

○細挽き ○

一番細かいのから半周緩めて挽きました。見たところ中挽きより細かいくらいなので細挽きでいいでしょう。雑味が控えめになり、酸味と苦みがクリアに出て、雑味は後退しています。おいしくなりました。香りは少し控えめです

〇中細挽き ◎

一番細かいのからねじを一周緩めました。ちょっとあらんくなった細挽き。コクと酸味がしっかり出て、若干雑味が後退し、その分香り豊かに。かなりバランスは良いです。古き良きコーヒーの風味です

〇中挽き  ◎

一周半ねじを緩めました。中細引きは味と香りが強めに出て、中挽きだと味と香りはまあ普通ですが、フルーティーさみたいなものが顔を出し始めますね。今時のはやりの味ならこれより荒い方がフルーティーさは出るのでしょう。好みの問題ですね

〇中~あらびき ◎💮

二週ねじを緩めました。専門店で出てくるコーヒーの感じです。ちょっと薄目だけど味がクリアでフルーティーさと香りがきっちりあって飲みやすい。雑味はほとんどないです。これは発見ですね。荒めの中挽きが専門店の今時の味に近くなると。好みの問題ですが、一番人に受ける味かと思います。

〇あらびき 〇

二週半ねじを緩めるとあらびきに。手動ミルなのであらびきにしても挽きムラは出ません。フルーティーで雑味のないクリアな味わい、砂糖なしで、フレッシュだけでも十分飲めます。味の濃さは薄めになります。コーヒーの苦さが苦手な人には最適な飲み方、おっさんの私にはちょっと物足らない味の濃さですね。