
今回はヘルダミアン。ヘルダミアン/悪霊少女の棲む館です
楽天サーチでは3作目しかヒットしませんでした
呪われた館で怪物に襲われるというオーソドックススタイルにクトゥルフ要素を足したものらしいです。あのランドルフカーターが主人公なようです
- ホラーとしては普通
- フラグの立て方と回収が王道なのでわかりやすい
- 続編が面白いのでそのために見ると良い
とのことです。スラッシャー系(ジェイソンとか)のお約束として、いたしている陽キャカップルは犠牲になるそうです。そういえば、ランドルフカーターって陰キャの見本(行動力と探求心はすごい)みたいな人ですし、原作を思い浮かべれば彼は、ねぇ(笑)もう筋書きは見えたようなものです
私事ですが、当時これを見た時に、周りにいる嫌な(スケベな)奴を「汁ダミアン」と心の中で命名する遊びに夢中でした
犠牲者と生存者は性格と見た目で予想が付きます
今時の特殊効果等を見慣れていると地味に感じるのですが、明かりが月明かりと懐中電灯だけ、他は暗闇でそこに何かある、クリーチャーの全貌がなかなか判明しないなど、工夫してあってそれは面白いです。
館ものでよくある、悲鳴で危機を知らせる演出もうまいこといっているような気はします。個性的な要素であるはずのクトゥルフ要素がほぼ生かされていないのが残念ですが、ネクロノミコンを発見、持ち帰り、次作で生きてくるようなのでそれに期待です
次作の準備として見ていますので、別に不満はありません、というか次作がどういう設定になるのかという下準備感が強いので、単体で見ると大分不満もあるかと思います。あとクトゥルフ系の話を知っている方が、「こういうもの」として見ることができるのでいいと思います。こういう設定はファンならニヤリとすると思います。
クトゥルフ系の映画の邦題に悪霊や死霊とよく出てきますが、クトゥルフで出てくる霊魂の類は、人のものではなく、太古の人間以前に地球を支配していた種族の霊(人間に悪意あり)のほうがはるかに多いような気がします。まあ旧支配者とかいってもピンとこないのでそうなったのだとは思いますが・・・
件の「悪霊少女」なのですが、もうイエティみたいになっているのですが、役者さんのスタイルがいいのか、やたらと美尻です(笑)