イノベーションの話2

紙ストローに負けるわけにはいかない…岡山の日本一のストロー会社が業績を急回復させられたワケ 「飲料用ストローがさっぱり売れない」でも大丈夫

#プレジデントオンライン

https://president.jp/articles/-/69449

コロナ禍と環境汚染問題でプラスチックストローの売り上げが急落した

〇一年で業績が回復した決め手はイノベーション

新たなビジネスモデルを構築し、方向転換を行った。「工業用」「医療用」ストローの開発。普通のストローより精度を上げ、検査等で使用可能な品質を確保し、新分野を開発した


〇低価格の輸入ストローに対抗する戦略

汎用品の大量生産では輸入ストローに価格で太刀打ちできないので、「多品種を少量生産」するという真逆の戦略に転換

個々の顧客ニーズに合ったものを少量生産する形にすると他商品と差別化でき価格も高めに設定できる。

しかし工場設備の独自の開発や改良が必要になる

〇薄いストローで差別化

壁の厚いストローは簡単に生産できるが、薄いストローは難しい

「薄いストロー=ハイテク化」


〇企業価値を高める基本機能

  • マーケティング
  • イノベーション

シバセ工業では多品種・少量生産がイノベーションで、マーケティングはウェブサイト開設。どんな優れたものでも、人目に触れないと顧客がつかない

「工業用・医療用ストロー」という造語を作りマーケティング戦略に

オープンイノベーション

それはどんなもの?という具体的なところは

顧客にアイデアをまかせてしまう。こちらからのアイデアが受け入れられる可能性より、顧客からのアイデアを採用した方が受け入れられやすい。潜在的な顧客を協力者にし、アイデアごと取り込んでしまう