なぜ無印良品は「日本一有名なノーブランド」になったのか…良品計画会長が全社員に配った「商売10カ条」の中身 数と量を追求する店は「店主とともに滅びる」
#プレジデントオンライン
https://president.jp/articles/-/78009
〇組織が小さい時は全員でやればいいことが、組織が大きくなると部署ができ分業する体制に移行する。仕事がパーツごとに分断されてしまう
その分断された仕事をうまいことつなぐ必要がある。鎖のように絡み合った形にするために、「商売や店の原点」、理念を全員で共有する必要がある。
「本来こうあるべきであろう」という共通理念を確立するべき
〇ビジネスは二律背反
- 儲けをいかに出すか
- 客をいかに満足させるか
その辻褄を合わせるのが仕事で、現場の人間が上層部に「それはできません」とNOを言えなくなるとバランスが崩れる。
〇小売業の改革の難しさ
業績が悪化したときに、上層部が指示を出しそれをただ実行する形が定着していると問題があったときにすぐに現場から知恵が上がってくるわけがない。
〇巨大チェーンと個人店
近代流通の仕組みでは、数と量で攻勢をかける巨大チェーンが有利で、個性や客と寄り添う形の個人商店には不利になっている。
個人商店の戦略として、「売る側が客の気持ちで考えること」が重要になってくる。
利益を出すための店舗という視点より、客のための店舗という視点。