戦略について

戦略の立て方についてです

目標とはいついつまでにこういうことをするということ。ゴールのこと

戦略とは目標をかなえるための具体的な道筋のこと

目標がゴールなら、戦略は道のり。最もいい道のりを立てることが重要。

〇目標を立てるだけで終わってしまうのはなぜか

戦略を立てるのは非常に頭を使う、面倒くさい事。

目標を立てるのは願望丸出しのことで簡単だが、戦略を立てるには計算と分析が必要になる。頭を使って戦略を立てた人だけが目標をかなえられる


〇近い目標を立てる

良い目標とは、手の届く距離にある、実現可能な目標のこと。

実現できなさそうな高すぎる目標を立てるとやる気でないし戦略を立てにくい。何とかなりそうなものには手を伸ばそうとしたりできるが、手が届かないものにはやる気も出ない


〇徹底的に情報収集する

良い目標を立てたら、情報収集に移る。きっちり情報収集しないと戦略を立てることができない。良い戦略を立てるには、その分野の十分な知識を持っていなければならない。

ビジネスにおいては「顧客」を知り「自分の強み」を知ることが戦略を立てる基本になる。


〇力の一点集中

良い戦略とは、最も効果の上がりそうなところに力(エネルギーや時間)を一点集中させること。

悪い戦略とは的を絞らずにあれもこれもといろいろ手を出してしまうこと。時間とお金、気力には限りがあるので分散は良くない。

勝ちたければ目標の一点以外は負けてもいいという覚悟で一点集中することが必要になる。大事なところだけ残して、他を除き去ること。

●「良い戦略は必ず、単純明快である」「シンプルイズベスト」


〇相手の弱点にこちらの強みを全力でぶつける

競合相手がいる場合の最も効果的な戦略。最後まで生き残らないと意味がない。

問題は相手の弱みはなかなかわからないこと。集中してライバルを分析して弱点を見つけ出す必要がある。

ほとんどの人は自己分析に終始し、相手の分析をしていないことが多い。


〇悪い戦略は中身が無い

悪い戦略は見た目が派手だったり人目を惹きやすいが、内容が無い。

  • 見た目だけで具体性に欠ける
  • 恐怖に駆られて重大な問題に取り組まない
  • 直感だけで決めてしまうこと

重大な問題は何かを見据えること、直感も理論できっちり裏打ちしていく必要がある


〇大事な行動だけを繰り返す

いい戦略を立てられたら、それだけを繰り返すこと。

「ブレずに一つのいい戦略だけを愚直に繰り返す」ことが最良の行動

人から何と言われようと、自分が導き出した戦略に基づいて毎日行動すること。