自己肯定と自己受容

自己肯定感・・・自分自身を肯定的にとらえる。前向きにとらえる感覚。性格ではなく感覚なので、常に変化する。普遍的なものではない。不安定

自己受容・・・自分自身を受け入れること。ある意味許すこと。「ダメなところも私である。それも大切にしていく」。自己肯定感が低くても自己受容はできる。あまり変化せず、安定的

最終的に自分から逃れることはできないので自己受容するしかない

自己肯定感が高い人は、自己受容できている人が多い。自己肯定感が低い人ほど自己受容が重要。

自己肯定感が低く自分を責めるのは、自分に対する暴力である。結果としてストレスが溜まり、脳のパフォーマンスは低下していく。自分でストレスを作っている状態。

「ダメな自分もしょうがない」と自己受容できていれば余計なストレスは溜まらないし、自分も他人も責める傾向にはならない。

他人を責める=現実を受容できていない

少しずつ自分の短所を受け入れる(内面を掘り下げる)ことで自己受容できるようになっていく


自己肯定感を高める方法

〇自己否定をやめれば自己肯定は当然高まる。ダメな自分を許すこと。

〇短所も視点を変えれば長所になる。短所を裏返してみれば何に特化した能力があるか分かるようになる。短所しかない人間はいない。

内向的、話下手→じっくり一人で深掘りできる、聞き上手

〇自分を信じると自己肯定感は上がる。他人は関係ない。

失敗しても、「挑戦した自分がいる」「挑戦した自分は偉い」ということにフォーカスし、失敗を修正していく

とりあえずやってみて、修正していく。トライ&エラーを繰り返し失敗を修正していくと成長していくので、自信につながる。何でもいいから行動し経験することで成長していくことが自信につながる

〇ポジティブな言葉を言う

悪口を言うのをやめて、他人をほめたり励ましたりするようにする


自分を責めてしまうときの対処法

自責の念に対応して、他人を責める傾向にある人が多い。一通り他人を責めた後に自分を責める人は多い。

「自責、他責の念」で怒りをぶつける状態というのは誰にでも必ずある。一通り責めたら、「受け入れる段階」に進むことになる。怒っても仕方がない。となっていく

このプロセスを理解しておくだけでも大分違う

自責、他責をしてもどうにもならないので、「仕方が無い」と受け入れる。受け入れると、次どうするかを考えることができるようになる