十八史略 英雄の決断名将の秘策を読んで1


これは纏めるのは基本的に難しいです。当時の優れた人物がどんなことをしたか書いてありますので、気になったところを抜粋したのですが本を1から読まないとピンとこないですね。本当はもっといいことがたくさん書いてあります。中国史に詳しい人には有名どころの話なので知っている人ばかりかもしれません。故事成語の元になった話が数多くあるので色々と教訓にもなります

〇六事をもって自ら責めて曰く

  • 我が政権が節度を失っていなかったか
  • 人民を働こうにも働けなくしていなかったか
  • 宮殿を壮麗に飾り立ててはいなかったか
  • 後宮の女たちの言いなりになっていなかったか
  • 賄賂が横行していなかったか
  • 讒言が幅を利かせていなかったか

〇像著玉杯

一度贅沢を始めてしまうと一見ちょっとした贅沢にしか思えないことでも後で大変な浪費に繋がることを戒めること

〇握髪吐哺

国君だからと言っておごることなく人に接することを忘れてはならない

〇政治をするには簡単平易で誰にでもわかりやすく気軽に近づけるようにすれば、人民は自然に政治を支持するようになる

〇自らの生活に事欠くものに礼儀を説いても何の意味があるだろうか。まず生活を安定させ、ゆとりができれば自ずと道徳意識は高まる

〇取ろうとするならまず与えよ。それが政治の要諦である

〇およそ物事は理にかない勢いに乗れば成就する。策を立て好機を捕えれば大きな成果がでる

〇時々の状況に応じて適切な対策を立てるのが指導者の要件で、公平無私であることが為政者の徳である

〇才能、能力を身に着け、磨きながら時期を待ち好機を捉えて動く。下手に動くより「いかに待つか」が重要。その為に洞察力、忍耐力、決断力が必要になる

〇小国が乱世にしっかり立場を確保するには、まず国力を充実させること。為政者は及び腰でなく決意をもって改革を最後までやり遂げなければならない。善を行うときは最後までやり抜かねばせっかくの善も役には立たない

〇政治は「寛の政治」と「猛の政治」がある。寛の政治は理想だが徳のある為政者でないと難しく、猛の政治のほうが普通はうまくいく。

緩やかな寛の政治は水のようなもので人は恐れず一見優しそうでいて実は非常に難しい。猛の政治は火のようなもの。火は見るからに恐ろしいので人々は恐れ、かえってケガ人は少なくなる

〇人に接する三か条

  • 静かに落ち着いた態度で談論すること
  • 人と交わるときは相手の長所をほめ、自らは修行に努める
  • 国事を解し、謙虚な態度で士に接すること

〇苦労を分かつことはできても、楽を分かつことはできない(猜疑心が生じる)人もいる

〇人を知るものは知なり、自らを知るものは明なり

〇 野にあっては千金をなし、官にあっては宰相に上る。匹夫の身にとって、これ以上の栄達はないが、栄達が長続きしすぎるのは禍のもと。

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