五輪書を読んで2


五輪書の気になったところをピックアップの続きです。

◎戦闘の時の心の持ち方

●静動一如・・・体が静かな時にも心は静止せず体が激しく動くときも心は平静に保つこと。余計な事には気を取られず根本においては、強い精神を貫き本心を他人に見抜かれないようにすること。

●判断力・・・無用な緊張、弛緩、偏執、雑念を排除する。判断力の基礎として広い社会の知識と教養が必要である

◎観と見

観、すなわち物事の本質を深く見極めることを第一とし、見すなわち表面のあれこれの動きを見ることは二の次とせよ。

◎物事は変化し発展することによって価値がある。固定は死であり固定せぬことが生である。

◎「打つ」(自分の行動)「あたる」(運、受動的な要因等)のこと

何かに成功した場合、それが自らの実力と計画によって「打った」のか、運よく「あたった」のかをよく見極めなければ成功は1度で終わる

◎ねばるということともつれるということ

熱心に粘り強くやっているつもりでも成果が上がらず逆にまずくなってしまう場合がある。これは当人がねばっているつもりでも、実は単にもつれているだけである。ねばるのは強いがもつれるのは弱い。

◎今日は昨日の我に勝ち、明日は自分より下のものに勝ち、次には自分より上手なものに勝つというように鍛錬を積むことが基本

◎兵道に任せての働きをしつつ、敵の出鼻をおさえ敵の企みを一切役に立たないようにし、敵を牛耳ってこそ真に兵法を心得たものといえる

◎急所を乗り切るには状況判断、自己の能力、プラスとマイナスの要素を見分け、状況が不利であっても自力による努力で彼岸にたどり着くつもりで船を出す。

◎敵の崩れるのを見逃すな、何事においても「崩れ」というものがある。全体の拍子が狂ってしまうことによって崩れるものである。

◎立場を変えてみるだけで相手の心情と行動を推測することは決して不可能ではない。

◎膠着した状況ではらちが明かない。思い切って違う手段を取ることによって活路が開かれることもある。

◎影を動かす

誘いをかけて敵の意図を見抜け。意図や手段がわかれば対応できる

◎影を抑える

相手の強い意図を事前に我が拍子にて抑え、先手を取っていく

◎ツボにはまらない激励はかえってマイナスになることさえある

◎敵のスキを突くことばかり考えると、全て後手後手に回り敵ともつれ合う状況になりがちで好ましくない

◎能率のあがる者は忙しそうに見えない。

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