dawn

たまり始めた
不安をぶら下げて
明日を覗くと
悲観に
飲み込まれそうになる

泥のように眠りながら
見えた景色に
地平はあっただろうか
朝日の気配は
したのだろうか

一日数回しか停まらない
さびれた駅で
もう夕日が
沈みそうで
途方に暮れる
一番星が煌々と
笑ってやがる

それでも
明日はくるし
日はまた昇る
そう思いなおして
帽子を
深々と被りなおす

止まない雨はないんだから
そう信じて