超バカの壁を読んで2


まとめの続きです

◎自分の考えが100%正しいのではなく精々60%位のものだと思っていたほうが取り返しのつかない大損害を被ることはない

◎倫理というのは頭の中の抽象的な戒めではなく、具体的な行動の規制である

◎恋愛の最中は本当に一生懸命になる。自分の見方でしか見ることができず、自分に対する反省もない。狭い見方にも気づかず、それ自体に恍惚感を覚えてしまう。そのことしか考えておらず、時々人に迷惑をかけてしまう。この形はテロのものと同じで、恋愛は、テロよりはるかに実害がないというだけ。

◎女性は実体だが男性は現象である

女性のほうが身体や無意識に基づいて行動することができ、男性のほうが意識中心で頭でっかちになりがち。

◎都市化ということは根本的に子育てには反すること。子供は自然のものであるが都市化するということは自然を排除するということ。子供「らしさ」を求められず、大人予備軍としての価値しか認められてない

◎自然保護、環境保護、子供保護というのは基本定期に同じ。自然は自然と認めて抱えていくしかない

◎子供を大切にするのは自然に対しての「手入れ」と同じ。自然は自然として認めて根気を必要とする

◎自己中心的にしゃべり続けるというのはある意味では相手を無視していることになる。それを相手にしているということは潜在的に被害者ということになりうる

◎相手に正当性がないことと、自分が潔白であることとは別の話。人間が良く陥るのは自分が正しくないと居られないという過ちで、自分に負い目を感じていたくない潔白でありたいと思う

◎人間は大なり小なり罪を背負っている。その後ろめたさとずっと暮らしていく。付き合っていくというのが大人ということ

◎友好というのは、ただ仲良くしようというのではなく自分のためになることがないと続かない

◎脳はその状況によって動いていて意識はその総決算として発生している。頭の中で投票をやっているようなもので、100%正しいというのは危険なこと

◎本来、被害者というのは自分が意識しない限り、いくらひどい目にあっても被害者ではない

◎自分の不幸を他人のせいにしても何も解決しない

◎人間は何かを信じなければ生きていけない。それを信仰という。思想も宗教もない社会は存在しない

◎すっきりしないというのはうしろめたさと一緒の事。それを持って生きるのは悪いことではない。

◎「金で買えないものはない」ということと「金が全てである」ということには差異がある。お金があるというのはお金を使う権利を持っているというだけのはなし

◎「金で買えないものはない」と言っている人より、それ以外を知っている人のほうが現実は広い

◎「何々が全て」という考え方は大体怪しいと思っておいた方が良い。愛が全てと言っているようなもの

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